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2006年09月14日(木)更新

【明大生との毎週一問百答】質問第22弾は、「変化すべきもの、すべきでないもの」

沢田栄太さん はじめまして
枚岡合金工具㈱の古芝保治といいます。

貴重なご質問を頂きありがとうございます。
以下のご質問についてご回答させていただいます。

<質問>
ダーウィンは進化論の中で、
「生き残る種は、頭のいいものでも強いものでもなく、変化対応できるものである」
と語りました。時(時代)の流れには、企業も適応してゆくことが求められ、
数年前ではあまり耳にしなかったCSRや倫理問題等に積極的に取り組み始めた
企業も多いのではないでしょうか。そこで、質問です。

企業経営上、「変化(適応)すべきもの」と「変化すべきでないと考えるもの」は
何でしょうか。それぞれについてお答えいただければ幸いです。
(明治大学商学部 沢田栄太さん)



弊社では、いつの時代にあっても変えることのない基礎と
時代と共に変えなくてはいけない部分に分け 経営を行っています。

変えることのない基礎
□ 経営理念 
  ”日々切磋琢磨する”
  科学性:お客様にご満足していただく
  人間性:社員に輝く人生のために人を育てる文化を創造
  社会性:ものづくりを通じて社会に貢献(自社の利益<社会の利益)
□ 人間愛
   愛がなければ無に等しい 企業経営のさらなる根底的基礎
□ 人として徹底した正しい生き方、正しい経営姿勢を維持継続すること
□ 整理・整頓・清掃の3S活動 (守ることを決めて決めたことを守る)活動
□ 経営環境を自ら創造してゆく意識

変えなくてはいけない部分
□ 経営環境の変化への対応
□ 経営方針
□ 経営計画
□ 品質マネジメントシステムの継続的改善
□ 商品(顧客ニーズに適合した商品開発)
□ 経営者と社員の資質の向上
□ 人事評価

以上の企業文化、風土を形成すべく日々経営を行っています。
ご参考になれば幸いです。

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