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2006年09月24日(日)更新

ベルギー・オランダでのホテルで徹底したこと

大阪府中小企業クレエイション研究会の海外研修に一員として
オランダ・ベルギーに行き、昨日無事帰国をしました。

今回は、AWEXのご招待で素材研修センター、金型工場、機械メーカー
地ビール醸造所、伝統の郷土料理、世界最古のベーカリー工場、世界遺産
の名所旧跡をご案内頂きました。
行く先々でAWEXの関係者からか、大変丁重なおもてなしを頂きました。
さらには、フランス語専門の通訳の方も付けていただき、3日間のバスチャーター
まで頂きました。
きめ細かいご対応と寸暇を惜しんで私たちの訪問のために受入のご準備を頂き
大変ありがたく感謝しています。
また、ベルギーの皆さんの優しく寛大なお心に触れ、感動の毎日でした。

私のミッションは、表敬視察及び研修見学の様子をビデオ収録
(12本収録)ですが、出発前の社内の朝礼で「日本人として立派な行動を示す」
ことを社員の皆さんに約束して出かけました。

旅行中、徹底してホテル室内の整理・整頓・清掃を行いました。

オランダ・アムステルダム・ルネッサンス・ホテルでの2泊
ベルギー・ブリュッセル・NHアトランタ・ホテルでの3泊中
徹底して室内を元通りの状態以上に挑戦しました。

就眠のときは、バスに湯を張り湿度をコントロールしますが
起床と共に、バスルームの床、洗面台、バスの内面、室内のごみ
バスタオルを綺麗にたたみ、シーツを元通りにします。
トイレットペーパーの先端を三角形に後の方が使いやすいように
します。(日本でも海外でもドコでも毎回しますが)

ベッドの下も清掃しますが、清掃のレベルでホテルの清潔度が
判断できます。
見かけに囚われないホテルのサービスの品質が見えてきます。

そして、ホテル備え付けのメモに
「Thank you
ありがとうございます。
22,9、2006
サイン」
を5日間毎日行いました。
更に、機内で頂いたクッキーか日本から持参したチョコをメモの
横に添えさせていただきました。

初日のオランダでは、枕銭のチップを受け取って頂けませんでした。
2日目には、枕銭ではなく、感謝の手紙と2日分のチップ3ユーロと
チョコクッキーを机の上に置いて来ました。

「立つ鳥、跡を濁さず」
ホテルでの後始末によって、ビジネスに成功する人かどうか
がホテルマンには見えるのだそうです。

ベルギーでは、日本人に宿泊させるホテルの数は少ないそうです。
理由は、水をふんだんに使う、品質に厳しくクレームをつける
そうで、ホテル業界で敬遠されていることを帰りのブリュッセルの
空港に向かうタクシーの中で伺いました。

日ごろの清掃の習慣が思わぬところで役立って感謝しています。

「室内が汚れているからチップをケチる」
「ふんだんに湯水を使う」ことなど
お金を支払っているから当然といってしまえばそれまでですが、
「安全・快適に泊まらして頂いている」感謝の気持ちが大切と思います。

ホテルスタッフの方々に思いが伝われば幸せです。
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