枚岡合金工具株式会社

先日、大阪帝国ホテル孔雀の間で田島祥一さんの藍綬褒章受賞記念祝賀会
に招かれて出席させていただきました。
厳しい経済環境下にもかかわらず、田島さんのご功績とご受章の喜びを
分かち合うために全国各地から350名もの皆さんが一同に会されました。

田島祥一さんは、謝辞のなかで
「受章は、皆さんのお陰です。」
「ねじの原理は大変素晴らしいものであり、人類誕生の時代から
貝殻やカタツムリや葡萄のツルにその原理を見ることが出来る。
ねじが最初に発明されたのは、紀元前２００年前の古代ギリシャの
時代にアルキメデスという方が「水ねじ」が発明されました。
それは、3～４ｍほどのねじの外周に円筒を被せることにより、ぐる
ぐる回転させると水が上がってくる原理です。
水の揚水に使われ、灌漑揚水であるとか船の水のかいだしに使われた
と史実に記載されています。
古代ローマ時代には水道事業の揚水にも使われていました。

中略

ねじは人類の発展とともにあった。
日本では、明治の初めにねじ産業が起こり
日本のあらゆる産業の発展に貢献してきた。
今では世界のねじ業界をリードする
これから先未来も、ねじの必要性はなくならない。
必ず人類とともに生きるのではないかと思います。
「ねじ産業は不滅です。
　ねじ産業に栄光あれ！」

田島さんの結びの言葉は、見事でした。

記念式典に先立ち
薬師寺管主の安田えいしんさんの記念講演「人生の四季を生きる」と題した
ご講演

そして、染司よしおかの吉岡幸雄さんをお迎えして
安田管主さん、NHKエグゼクティブアナウンサー葛西さんのコーディネートで
見事なトークショウーも行われました。

第三部の祝宴は、先約の会合があり
後ろ髪を引かれる思いで会場を辞した。



頂戴した記念品は、染司よしおかさんの
天然素材１００％の茜で染められたポケットチーフでした。

深い天然の茜染め感動でした。

そして、もっとも感動したのは、
発起人として、箕村さん、池田さんをはじめ24名の皆さんが
喜んで祝賀会のお世話役をされている熱心な姿に触れたときでした。
感動をありがとうございました。

田島祥一さんの人望の層の厚さと深さにあらためて感服いたしました。
業界を一つにまとめてこられたご功績に敬意を表します。
この度は、藍綬褒章ご受章おめでとうございました。

古芝保治＠枚岡合金工具株式会社

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