枚岡合金工具株式会社

毎月第一土曜日は、枚岡合金工具の全員参加の徹底３S改善デーです。
A,B,C３グループに分かれて「本日の３S改善ポイントの巡回ウォッチング」をしている時です。

　「床の欠落したところを2液性の液体パテで埋めました」（社員）
　「エｪ～　これでこのあとどうするの？」（古芝）
　「乾いたら　サンダーで削ります。」（社員）
　「電動サンダーで削ったらどうなるかわかります？粉塵が部屋に充満し、降り積もります。
そして人体の肺にも入ります。」「なので　直ちにコテかヘラを使って削ぎ落としたら？」（古芝）


補修剤で盛り上がった状態の床面

徹底３S活動の本日の報告シーン　　グループ単位で自慢発表！
　Aグループとして報告のなかで「補修後に電動サンダーで削るムダ作業と
粉塵が肺に入り込む安全面の危険性」について改善作業の先輩として警告を発しました。
「乾燥後に電動サンダーで削る際に粉塵対策として機械にカバー掛けるムダ、シートのムダ
　床に積もる粉塵清掃するムダが発生するね。
　粉塵が肺に入り人体に蓄積される。安全な職場を作ることに反しているし、
　そもそも電動サンダーで削る人と掃除機で吸引する人と３チームで6人の人間がムダ作業
　するよけいなムダ作業時間が発生しますね。
　現時点でヘラで削ぎ落とせば後々の作業が要らなくなるので直ちに削ぎ落としましょう。＿
と呼びかけさせて頂きました。

午後5時15分定時終了後に試験的に補修材の生乾き状態でヘラで削ぎ落としてみると
意外に簡単に直に取れ、フラットな床があらわれました。
徹底３S改善の報告集会があったお蔭で、改善を担当した社員が素直に受け止め
直ちに改善の改善に取り込んで頂いたお蔭で
ムダな作業を事前に防止する事ができました。


枚岡合金工具株式会社
古芝保治