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2008年11月29日(土)更新

【毎週一問百答】「CSRは競争力アピールの道具?」

<質問>
最近、CSR(企業の社会的責任)が注目されています。
テレビでも、大企業がCSRを意識したCMを流しています。
そこで、質問です。
CSRは企業の競争力をつけるのに役立つと思いますか。
そもそもCSRは金儲けを目的とした「偽善」だと
思うことはありませんか。
            (明治大学商学部 倉持健さん)


倉持健さん
こんにちは、オフ会でパネラーとして発表させて頂きました
枚岡合金工具の古芝です。

学生さんから見られて「CSRは企業の競争力をつける」ツールであるとか
「CSRは金儲けを目的とした「偽善」だ!」と映るのでしょうか?

弊社の場合、経営理念の3つの柱として
1、 科学性、お客様にご満足戴くために
2、 人間性、社員の輝く人生のために
3、 社会性、モノ創りを通じて社会に貢献するために
日々切磋琢磨することを経営の隅々にまで徹底しています。
社長をはじめすべての社員の生き様であります。

お客様を応援し、社員を応援し(雇用を守り)、仕入先を応援し、社会を応援する。
企業の存在そのものが企業の社会的責任だと捉えています。

京セラ名誉会長の稲盛和夫氏の銘言に
「動機全なりや、私心なかりか」
の言葉があります。
企業活動において弊社は常に
儲かるかどうかではなく、人として正しいかどうかで判断し、
「自分さえ良ければいいのではなく、社会の利益が優先すべき」
で判断しています。

CSRは、企業CMのツールや競争力を上げる目的のものではないと思います。
CSRというモノが欧米から持ち込まれる以前から
日本では三方よし「売り手よし、買い手よし 世間よし」の経営理念が
近江商人の発祥時代より現代まで引き継がれています。

企業は、何のために存在するのか?
企業は、誰のために存在するのか?
自問自答しています。

CSRを掲げていても、自己中心的な企業の利潤追求を行う限り
数々の不祥事はあとを絶たないと思います。
法に触れなければ何をやってもよい。
見られていなければ何をやってもよい。
「偽善」と映る所以でしょうか?

経済的に豊かになったが、心が貧困になっています。

私たち中小企業の経営者は、日々の事業活動を通じて
企業のフィロソフィーや企業倫理に日々磨きをかけています。

企業は、人そのもの 
零細企業ではとりわけ人そのものです。

人は、魂を磨くためにこの世に生まれて来ています。
魂を磨くために「人のために喜んで働く」
欧米のCSRの概念を超越した企業活動を日々模索中です。

余談になりますが、
「よい魂に磨くために」と割り切ってしまえば
困難なことが起ころうが、苦なく楽しく
次々と奇跡的に道が開かれる仕組みに
どうやらこの世界はなっているようです。





古芝保治@枚岡合金工具株式会社  
【ツキを呼ぶ「経営革新」成功のポイント】
【枚岡合金工具】
文書管理【デジタルドルフィンズ】
IT経営百選 最優秀賞  中小企業IT経営力大賞

2008年11月25日(火)更新

経営者会報ブログ・第6回全国オフ会 続報No.4

20日(木)に明大で開催された経営者会報ブログ・第6回全国オフ会の続報です。

第2部の「明大生との一問百答・特別編」のパネラーとして
三元ラセン管工業の高嶋社長さん
双和食品工業株式会社の高尾社長さん
株式会社教育基礎研究所の中川社長さん
教育基礎研究所の中川社長さん
(教育基礎研究所の中川社長さん 日本実業出版社さん撮影)
とともに登壇させていただきました。

久米社長さん
(久米繊維工業・久米社長さん 日本実業出版社さん撮影)

コーディネーターの久米社長さんの進行ぶりは、流石でした。
パネラーの緊張を解きほぐしながら、4人の経営者の回答のなかに
アイデンティティーを見出し、さらに補足の質問を投げかける
とても真似のできる技ではありません。
久米さんにも感謝です。

「一問百答」のパネラーとして
(井寄 奈美さん 撮影)

久米さんの門下生・明大商学部の学生のから2つの質問が投げかけられ
ました。数少ない時間のなかでお答えさせていただきました。

<質問その1>────────────────────
 
 最近、CSR(企業の社会的責任)が注目されています。
 テレビでも、大企業がCSRを意識したCMを流しています。
 そこで、質問です。
 CSRは企業の競争力をつけるのに役立つと思いますか。
 そもそもCSRは金儲けを目的とした「偽善」だと
 思うことはありませんか。
            (明治大学商学部 倉持健さん)
       
───────────────────────────

<質問その2>────────────────────
 
 経営者に何かアイデアを持っていくとき、
 注意すべき点がありましたら、教えてください。
           (明治大学商学部 高橋正和さん)
       
───────────────────────────

「一問百答」のお応えの概要は、
CSRは経営理念の中に織り込んで、日々実践していること。
提案するときの態度として、挨拶、返事、後始末がきっちり出来ているかどうか。

今回の「特別編」で出された2つのお題を、今週から2回に分けていつもの
「毎週一問百答」で取り上げられる予定です。
ここでは、お応えの内容を割愛させて頂きます。

今月から始まったBIZサーチとの相互乗り入れサービスの解説があり
経営者会報ブログは、より魅力ある経営者のサイトとなってきています。

お読み頂きありがとうございます。
続きをお楽しみに。

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2008年11月19日(水)更新

明日、「明大生との一問百答・特別編」のパネラーに出演

株式会社日本実業出版社の経営者会報ブログ編集部の大西啓之さん
より、11月20日に開催されるオフ会の第二部「明大生との一問百答・特別編」で
経営者としてパネラーに出演要請を先日頂きました。
「頼まれごとは、断らない。喜んでお受けします」と
快諾をさせて頂きました。

明日20日(木)は、三元ラセン管工業の高嶋社長さんとともに
パネラー出演することになりました。
有難いです。
明大生との「一問百答」。
すべてはありのままにお応えさせていただきます。
どのような展開になるのか今からとても楽しみです。
風邪気味ですが、皆さんからご支援を頂き風邪も吹き飛んでゆきそうです。

皆さんとの再会、そして新たな出会い、ご縁に感謝です。

オフ会の詳しい情報は、こちらをご覧ください。
>>> 経営者会報ブログ・第6回オフ会のご案内

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2008年10月22日(水)更新

「この花クラブ」大阪ガスオートサービスにて講演

この花クラブにて
大阪ガス オートサービスさんが時の人を招いて年に数回開催され
「この花クラブ」のセミナーに招かれ出講させていただきました。

質疑応答も含めて約90分
社員の皆さんの明るい挨拶、背筋を伸ばされた姿勢、前向きで真剣なまなざしは
演壇に立つ者の何かを引き出させるエナジーを感じるとともに
増幅してお応えさせていただきました。

弊社の工場見学にお見えになったSさんの職場を変えようとの熱意が
多くの人々に伝わりセミナーが実現しました。
貴重な機会をいただいたことに感謝です。
弊社にとりましても誠に光栄なこと、弊社の歴史に残る出来事になりました。

いつでも、どこでも、自分の内なる最高のものを提供する「こころ」と
ご恩に報いる「こころ」で講演をさせていただきました。

講演前後のお茶のあじわいは、格別でした。
かばん持ちで同席した高松も「お茶がおいしかったです」と
素直な感謝の言葉も相手の方の心に響いたようです。



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2008年10月17日(金)更新

10/20 山田製作所さんがNHKで紹介されます。

来る、10/20(月) AM7:45~8:00 「おはよう関西」(関西ローカル:大阪放送局)
にて、(株)山田製作所さんが紹介されます。

山田製作所の皆さんとは約10年間ともに
「よい現場は最高のセールスマン」を合言葉に
整理・整頓・清掃をともに切磋琢磨して取り組んで来ました。

混迷する世界経済に翻弄されながらも、困難に立ち向かい
徹底した3S活動に取り組んだ挑戦者たちの姿があります。

是非、ご覧ください。

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