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2006年03月29日(水)更新

後継者は誰に

上の娘が国立大学で獣医学の道を6年間歩むことになりました。
4月からの進路を決めたことで、弊社の後継者候補から完全に
外れることになります。

もとより「会社は社会の公器」であり、
「後継者は、縁故関係者から選ぶのではなく、
真に金型事業継承に値する人物がなるべきである。」
「それが例え他人であっても認める」

この方針は、今から6年前に社員全員の前でも家でも公言してきました。

今も、一切の揺るぎはありませんが、
サラリーマン社長に相応しい処遇や責任と権限をさらに考えなくてはなりません。
そうでないと誰も社長になりたくなくなるでしょう。

リースを組むにも、借り入れを起こすにも
代表権のある社長・経営幹部の連帯保証が必要
さらに借入金残高の個人補償が必要とあらば、
喜んで継承してくれるかどうか、、、

完全に無借金経営体質にしてゆきバトンを後世に譲って行きたく
考えています。

自分が生きている時代に
金銭を残すのではなく、
1、お客様に最高のご満足を提供できる組織
2、社員満足度日本一の組織
3、自分の組織のためだけではなく世の中に貢献できる必要な存在になる
このような企業づくりを、人間愛に基づく組織を残して行きたく考えています。