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金型工場2代目会長の「経営革新」成功への日々を綴ります。
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2006年05月16日(火)更新
ボーイング社副社長と親善会議
15日、米国シアトル近郊にあるボーイング社、エバレット工場視察と
同社ジレット副社長と親善会議にOWOシアトルボーイング社視察団の
一員として臨みました。
今回このような機会を得ることが出来ましたのは、OWO(次世代型航空機部品
供給ネットワーク)田中会長様のご尽力と、日本航空、近畿経済産業局、大阪府
、大阪市からのご支援の賜物です。
一企業および民間人がとても立ち入ることが出来ない工場と
めったにお会い出来ない方にお会い出来たことは、感激でした。
工場見学のセキュリティーはことのほか厳重で、ケータイ電話
,カメラ、電子機器等の持ち込みは、一切禁止です。
また、見学者用に個人のフルネームと日付が記載されたIDパス
カードを胸元に付けるようになっており
エバレット工場玄関前からボーイング社専用バスに乗り換え
ゲートを通過するときには、警備担当の拳銃をもったガードマン
がバスに乗り込み一人一人IDカードのチェックを行った後
入門を許可されました。
エバレット工場は広大で、出荷用の専用滑走路、駐機場があり
明日、日本航空に引き渡される767の前で記念写真を専用カメラマン
に撮って頂きました。
アラブ諸国をはじめ各国エアーラインの色とりどりにペイントされた
さまざまな航空機が駐機されています。
フットボール場がすっぽり入る工場の扉にはブルーを基調にした
次世代の787ドリームラインのイラストが描かれている建屋の内部
サイズは、ジャンボ機が10機以上納まるラインが6ラインもありました。
工場の生産管理は、アナログが主流でしたが
SMQDC
S:セフティー
M:モラル
Q:クオリティー
D:デリバリー
C:コスト
それぞれの方針と結果の統計グラフが貼り出されいて、
工場全体として5S活動は徹底されていて、約1Km見学したなかで
唯一トイレの前で見つけたごみ2個だけには、感心しました。
この工場では、24時間稼動で月産747ジャンボ機2機、767機
3機、737機30機の生産能力があり、胴体の組み立て、翼の組み
立てがリベット打ち込みの音もけたたましく行われていました。
次世代の787になるとこの工程もグローバル化により各国分業体制で
おこなわれ、このエバレット工場では、最終組み立てのみ行いになる
そうです。
午後2時(日本時間の16日午前6時)より同社ジレット副社長との
会議に臨みました。
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