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金型工場2代目会長の「経営革新」成功への日々を綴ります。
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2021年02月04日(木)更新
「修身教授録」はなぜ人間学の要諦なのか?
「修身教授録」は、森信三先生が大阪天王寺師範の
本科生に昭和12年~昭和14年まで口述で講義され
書写・編纂された教授録の復刻版です。
当時、日本が戦争へと突き進んで行った検閲・思想
弾圧の嵐吹きすさぶ非常に過酷な時代でした。
森先生は、身を賭し、退職覚悟で、講義に臨まれます。
本科生により書き留められた授業の情景と
対話を折り込みながら授業を創り上げられてゆく
世界に引き込まれて行きます。
<修身教授録・森信三著>
二度とない人生の中で、「人としてこの世に生を受
けたことの真の意義を自覚して」どれほど深 く生き切
るかを一言一句に実践できるように魂を 込めて、講義
された人間力を鍛える500頁を超える不滅の名書です。
広島高師で西晋一郎先生、京都大学哲学科で西田幾太
郎先生に学ばれて、論語をはじめ古今東西の先哲の著書
からの壮大な学びと実践に裏打ちされた金言、箴言は、
心に響きます。
森年生は、「一日読書をしなければ、自己がへたばる
…」と言って「読書が、われわれの人生に対する意義は、
一口で言ったら結局、「心の食物」という言葉がもっと
もよく当たると思うのです。」
「人間も自己を築くには、道具やこつが必要です。こ
の場合道具とは読書であり、こつとは実行をいうのです。
この二つの呼吸がぴったり合うところに、真の人間は
でき上がるのです。」
授かった教えが「最善観」という考え方です。
「我身に降りかかる一切の出来事は、実はこの大宇宙
の秩序が、そのように運行するするが故に、ここにそ
のように我々に対して起きるのである。」私にとって
絶対必要であり最善!それ故、(略)素直に一切を受
け入れ(略)自己に与えられた全運命を感謝して受け
取って、「楽天知名」。
すなわち天命を信ずるが故に、天命を楽しむという
境涯です」
この考えに出会ったおかげで「天からの意思として」
全てにおこる悪しき出来事も喜んで、善なる出来事に
切り替えて「万象肯定」として対処してゆくことに
感謝しています。
枚岡合金工具株式会社
古芝保治
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