枚岡合金工具株式会社

２日の夜、帝国ホテル大阪にて神渡良平先生の大講演会が開催されました。
「万人幸福の法則」を発見した倫理運動の創始者丸山敏雄の波瀾と愛に満ちた
生涯を描いた長編「一粒の麦」について作家の目から見た丸山敏雄先生について
９０分静かに、時には熱く、時にはアカペラで「シャボン玉」を歌われ
会場は感動の渦に巻き込まれてゆきました。

「苦難は人を苦しめるためでも、殺すためでもない。
正しく生かし、本当の幸福の道に立ち返らすためのムチであり
明かりでもあるのです。」
神渡先生の場合は、37歳の時に脳梗塞で倒れ右半身不随の寝たきり状態の苦境に
一家を養っていた収入の道が閉ざされます。
病床のなかで中村天風先生の「人生は一回しかない」「この世に生まれてきた
意味合い使命を感じて、感謝と歓喜の心の持ち方が良い運命の主人公」になってゆく
事に気づかれ、啓蒙の書として処女作「安岡正篤の世界」を執筆されます。

今まで56冊の本を執筆されておられますが、人生の転換点はまさに
自分を無にして、天に預けた時に思わぬ展開になってゆくのです。

「一粒の麦」を執筆するきっかけは、全国講演でどこにいっても倫理法人会の経営者と
出会われ、どんな会なのだろう？と興味を持たれたことでした。
「経営と倫理」の対極を結びつけて経営されている経営者を動機づけている
丸山敏雄について3年間現地まで赴かれ取材され上梓されたのでした。

「一粒の麦」に最初に登場するのは、福岡県大牟田の炭坑夫・山口救様のお話です。
過酷な環境下で働く炭坑夫にどのような光がもたらされたのか・・・
人々を動機付けているものはなんなのか？
１対１で向き合う丸山敏雄がマザーテレサのスピリットに触れたことについて
「マザーテレサの旅路」のことを書こう取材にもゆかれます。

ご講演後に講師控え室にて神渡良平先生より「笑顔は天の花」の達筆の
お言葉とサインを賜りました。


９０分の講演後も１年前と変わらずお元気な様子で堅い握手が返ってまいりました。

枚岡合金工具（株）
古芝保治　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

開催日時	2014年6月25日(水)～27日(金)
会場	東京ビッグサイト　　小間番号　東9-18

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　映像「ビッグインタビュー」
　　　http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=Erei4EGPSf8