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2006年05月22日(月)更新

会社56年の歴史の始業時刻を変更

今日から始業時刻を午前8時から午前8時30分に変更しました。
1950年の会社設立以来はじめてのことになります。

 いつもと見慣れない通勤の風景
 朝礼中に突然かかる電話応対
 修理の特急品を持ってくるお客様への応対
 タイムレコーダーの設定変更

新しいことはいつもハプニングが起こりますが
変化するからこそ問題が起こるものです。

今回の就業規則の変更には、経営幹部と従業員代表との
協議そして従業員一人一人のヒヤリングを重ね
十分納得が得られるまで話し合いを続けてきました。

顧問の中土井社会保険労務士さんによると
「就業規則変更は、経営側の判断で行うべきもので
ここまで従業員と話し合い民主的に行っている会社は
希少であり、社員のみなさんは恵まれている。」
仰っていました。

話し合いに応じてくれる優秀な社員がいるのも枚岡強みであり
いつも感謝しています。

社員は、自分の中では人として対等の関係であり
志を同じくするビジネスパートナーとして
位置づけでいつも接していますので、
まったく違和感はありませんでした。

3回目の話合いでも、異論はないものの
「実行をもう少し先延ばしにしては」
の意見がありました。

しかし、問題を先に伸ばしてもなんら問題は解決しないどころか、
変化は生じません。

 社員の健康への配慮
 そして、高卒、大卒の人材採用面でも
 始業時刻午前8時は、大きな足かせになっていました。
 また、逆に残業時間の短縮化による売上減と社員の収入減による
不安も抵抗となりました。

経営幹部と社員代表と社会保険労務士の先生と一緒になって
現状分析と会社のあるべき姿について徹底的に話し合いました。

多くの人は、現状を変えたくない、出来るだけ今のままが良い
でも、収入面だけはもっと多く確保したい。

貧乏人の一番の特徴は、問題を先延ばしにする優柔不断のところにあります。

志を同じくするビジネスパートナーとして、
「一度やってみて、だめなら元のいつでも戻そう」
まずやってみる勇気、一歩踏み出してみる勇気をだそう。

本日から、始業時刻を変更して
今朝の朝礼から新たな枚岡の一歩を歩み始めました。
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