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金型工場2代目会長の「経営革新」成功への日々を綴ります。
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2007年03月15日(木)更新
「地域・家庭・子どもから信頼される学校(組織)づくり」講演より 3
先日の寝屋川市立梅が丘小学校・百崎教頭先生の講演の続きです。
総合的な学習・国際理解教育の一環として
ブルキナファソとの交流のお話です。
(恥ずかしながら、ブルキナファソという国の存在も知りませんでした。)
そのブルキナファソとの架け橋になったのが青年海外協力隊・岡野貴誠さん
なのです。
岡野さんが撮影した写真からは、日本人がイメージするアフリカの風景ではなく
現実のブルキナファソの暮らしと砂漠化が進むなかで懸命に働く子供たちの
姿があったのです。
当然、梅が丘小の心に響いたのです。
子どもたちは、ブルキナファソの小学校に
学校やスポーツの様子や日本の四季の様子
など壁新聞の形にして送ったのです。
お返しにブルキナファソからお礼の印として
家の絵画、絵葉書、ペンダント、バッジ、台所用品や
子どもの写真が添えられていました。
こんどは、ブルキナファソへのビデオレターで
勉強の様子、給食、和太鼓の演奏、家の様子など
子どもたちの暮らしが伝えられました。
ナバワクセ小学校からのビデオレター「児童労働」から
子供たちが啓発を受けます。
「大家族制で、貧しい親戚や子ども助けるいい仕組み」
「学校に行けず、人間らしく生きる権利が奪われているからよくない」
「単純に”よい””悪い”の答えは出せない」
「背景にある貧困の問題の方が大きいのでは?」
「私たち先進国にもかかわりがあるんじゃないかな・・・・」
そこで、岡野さんの紹介でブルキナファソから
「ラゾさんに梅が丘小に来てもらこと」が計画されます。
砂漠化が進むブルキナファソでは、水汲み・水売りは重要な
仕事なのです。
子どもたちがラゾさんから教わった水汲み体験をとおして
水汲みの大変さを体で覚えゆきました。
実際に2Kmの道のりをバケツに水を入れ運ぶ体験学習を
されたそうです。
体験の中から子どもたちは、学んで行きました。
総合的な学習として「世界に目を向けよう」のテーマで6年生を
対象にラゾさんとの交流が進んでゆきました。
これらの学習の中で
学習前には「コワイ」、「野蛮」
「近くに来たら逃げる」
と偏見の目で見たい子どもたちは、
学習後「イメージで決め付けるのは、おかしい」
「怖いと思う私たち日本人の方がこわい」
「同じ人間なのに・・・・」
子どもたちの伸びようとする芽が伸びてゆき
「世界に目を向けよう」のプレゼンテーションが行われました。
ナバワクセ小学校との交流を題材にした
水道・電気・ガスのない生活や学校に行けず働く子供達と
便利で裕福な日本での生活のギャップを描き
「人間の幸せって何だろう?"豊かさ”って何だろう?」
のプレゼンは、見事「国際理解・開発教育コンクール」で
外務大臣大賞を受賞しました。
これらの行動をともなった活動や、挨拶、清掃活動のなかで
「社会の中で 生かされている!」価値観が生まれ
社会的な前向きな”価値観”が醸成され
表現活動、学校の文化活動で
子どもの”エネルギー”をいい方向へ向わせました。
そこには、落ち着き、生き生きした子どもの姿がありました。
落ち着いた学校は、確かな学力を育んでいたことが数値でも
はっきりしたのです。
国語 算数
寝屋川市立平均との差 全校 +12.1 +9.9
6年 +13.2 +33.5
地域から家庭から信頼される(組織)学校づくりとして
単に「教える」ではなく、いかにして子どもの力を「引き出す」か
「プロの教師」→授業実践力指導力をつけ
学校づくりへの全職員の意識の共有化を図り
地域と家庭の連携で地域の教育力を有効活用するなど
教育のプロとしての揺るがぬ信念にみちた
感動的な講演でした。
是非、大勢の皆さんに聞いて頂きたい感動的なお話でした。
このような機会を頂いたことに感謝しています。
百崎正俊教頭先生
貴重なご講演 ありがとうございました。
【久米信行】氏
【ツキを呼ぶ「経営革新」成功のポイント】
【枚岡合金工具㈱】
【デジタルドルフィンズ】
総合的な学習・国際理解教育の一環として
ブルキナファソとの交流のお話です。
(恥ずかしながら、ブルキナファソという国の存在も知りませんでした。)
そのブルキナファソとの架け橋になったのが青年海外協力隊・岡野貴誠さん
なのです。
岡野さんが撮影した写真からは、日本人がイメージするアフリカの風景ではなく
現実のブルキナファソの暮らしと砂漠化が進むなかで懸命に働く子供たちの
姿があったのです。
当然、梅が丘小の心に響いたのです。
子どもたちは、ブルキナファソの小学校に
学校やスポーツの様子や日本の四季の様子
など壁新聞の形にして送ったのです。
お返しにブルキナファソからお礼の印として
家の絵画、絵葉書、ペンダント、バッジ、台所用品や
子どもの写真が添えられていました。
こんどは、ブルキナファソへのビデオレターで
勉強の様子、給食、和太鼓の演奏、家の様子など
子どもたちの暮らしが伝えられました。
ナバワクセ小学校からのビデオレター「児童労働」から
子供たちが啓発を受けます。
「大家族制で、貧しい親戚や子ども助けるいい仕組み」
「学校に行けず、人間らしく生きる権利が奪われているからよくない」
「単純に”よい””悪い”の答えは出せない」
「背景にある貧困の問題の方が大きいのでは?」
「私たち先進国にもかかわりがあるんじゃないかな・・・・」
そこで、岡野さんの紹介でブルキナファソから
「ラゾさんに梅が丘小に来てもらこと」が計画されます。
砂漠化が進むブルキナファソでは、水汲み・水売りは重要な
仕事なのです。
子どもたちがラゾさんから教わった水汲み体験をとおして
水汲みの大変さを体で覚えゆきました。
実際に2Kmの道のりをバケツに水を入れ運ぶ体験学習を
されたそうです。
体験の中から子どもたちは、学んで行きました。
総合的な学習として「世界に目を向けよう」のテーマで6年生を
対象にラゾさんとの交流が進んでゆきました。
これらの学習の中で
学習前には「コワイ」、「野蛮」
「近くに来たら逃げる」
と偏見の目で見たい子どもたちは、
学習後「イメージで決め付けるのは、おかしい」
「怖いと思う私たち日本人の方がこわい」
「同じ人間なのに・・・・」
子どもたちの伸びようとする芽が伸びてゆき
「世界に目を向けよう」のプレゼンテーションが行われました。
ナバワクセ小学校との交流を題材にした
水道・電気・ガスのない生活や学校に行けず働く子供達と
便利で裕福な日本での生活のギャップを描き
「人間の幸せって何だろう?"豊かさ”って何だろう?」
のプレゼンは、見事「国際理解・開発教育コンクール」で
外務大臣大賞を受賞しました。
これらの行動をともなった活動や、挨拶、清掃活動のなかで
「社会の中で 生かされている!」価値観が生まれ
社会的な前向きな”価値観”が醸成され
表現活動、学校の文化活動で
子どもの”エネルギー”をいい方向へ向わせました。
そこには、落ち着き、生き生きした子どもの姿がありました。
落ち着いた学校は、確かな学力を育んでいたことが数値でも
はっきりしたのです。
国語 算数
寝屋川市立平均との差 全校 +12.1 +9.9
6年 +13.2 +33.5
地域から家庭から信頼される(組織)学校づくりとして
単に「教える」ではなく、いかにして子どもの力を「引き出す」か
「プロの教師」→授業実践力指導力をつけ
学校づくりへの全職員の意識の共有化を図り
地域と家庭の連携で地域の教育力を有効活用するなど
教育のプロとしての揺るがぬ信念にみちた
感動的な講演でした。
是非、大勢の皆さんに聞いて頂きたい感動的なお話でした。
このような機会を頂いたことに感謝しています。
百崎正俊教頭先生
貴重なご講演 ありがとうございました。
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