枚岡合金工具株式会社

　第１６回論語講座が昨日に盛和塾北大阪で開催され
久々に出席させていただきました。

　安岡定子先生は、安岡正篤先生の御令孫であり、全国で
「こども論語塾」を２０箇所以上で定期開催しておられます。
　子供たちに教えるように難しことをわかりやすく
わかりやすいことを深く「論語」を紐解いていただきました。



今回のご講義では、４人の弟子
子游
子夏
子張
曽子
と孔子先生との対話に纏めていただき、ご講義いただきました。

学校がない２５００年以上の前に学ぶ熱意のある若者たちが
孔子先生のもとに集まり、若くして地方長官や知事に抜擢され
トップ、リーダーのあり方について対話が重ねられています。

弟子たちが現場に出た時に、本当に使いもになるか
あるいは社会に出た時を前提に、どのように処したらいいのか
名文と言われるところについて想像力を働かせながら
拝聴させていただいました。
 

子游為武城宰、（シユウ、ブジョウノサイタリ）
子曰、女得人焉爾乎、（シ　ノタマワク、ナンジ、ヒトヲエタリヤ）
曰、有澹台滅明者、（イワク、タンダイメツメイ　ナルモノアリ）
行不由径、（イクニ、コミチニヨ　ラズ）
非公事、（コウジニアラザレバ、）
未嘗至於偃之室也　（イマダカッテ　エンノ　シツニ　イタラザルナリ）
 

子游が武城の城主に任命された。

孔子が子游におっしゃった。

『誰か有為な人物を見つけたのか？』

子游はお答えした。「澹台滅明（たんだいめつめい）という者を見つけました。

　彼は、道を行く時は近道をせず、

　公事がなければ、

　私の城の部屋を訪ねて来たことがありません。

「五美、四悪」の有名な章句について
皆さんと声を合わせて素読し解説いただきました。

子張、孔子に問いて曰わく、何如（いか）なれば斯（こ）れ以て政（せい）に従うべき。
子の曰わく、五美を尊び四悪を屏（しりぞ）ければ、斯（こ）れ以て政に従うべし。
子張が曰わく、何をか五美と謂う。

五美、四悪の解説について
次のブログについて追記させていただきます。


論語ご講話後に
有志の仲間で定子先生を囲んで
平成最後の懇親会。
お祖父さんの安岡正篤先生の数々のエピソード楽しく聴かせて頂きました。