枚岡合金工具株式会社

「ありがとう」新聞2024年4月207号を発行いたしました。

今月号の内容をご紹介いたします。

　１，図面管理の手間と悩みを一気に解消！

　　　　　　・図面管理で困っていたこと！ 

　　　　　　・図面の混乱をなくした方法 とは？

　　　　　　・測定器のデータを一押しで電子検査表に

　２，中国で拙著が5000部出版

　３，４月・５月土曜日開催の「徹底３Ｓ研修＆工場見学会」

　４，展示会のお知らせ

　５，あとがき

以下、よろしくお願いいたします。

2024年4月号の記事内容

PDF版はこちら＞＞＞「ありがとう新聞」２０２４年４月号pdf

　大阪府守口市で１００年以上、金属加工を祖業とする株式会社池田製機工業所さまを取材させていただきました。

　創業は大正４年ですが、時代の変化に合わされて、様々なモノづくりの現場を支えて来られています。
　これからの将来を見据え、的確且つ短納期でモノづくりをサポートする企業として、現場のＤＸ改革に果敢にチャレンジされている手法に迫りました！

　　　　　　【池田製機工業所さまが選ばれる 5 つの理由】
1, 相談料・お見積０円（料金はカタチになってから）
2, 1 個をつくるのが得意（普段製作している主な部品は、
     試作や精密装置設備の部品【1 個の受注】です）
3,１００年培って来た知恵（様々な難加工をクリアー）
4, 見積から納品まで自社責任
5, 部品加工から組立調整までを技術サポート！

１，図面管理で困っていたこと！
　短納期対応による【図面管理】に困っていました。
　以前は各製造工程の最後に、検査データを書き込んだ図面をスキャンして、お客様ごとに分けたフォルダに管理していました。

　しかし、短納期に追われる現場では、図面整理作業が追いつかず、問題が起こった時は、未整理のファイルを手作業で探していました。
　全体の状況を素早く把握しないといけないにも拘わらず、途中で変更があった場合などに、変更の前後を理解するのに多くの時間や手間がかかっていました。

 2,図面の混乱をなくした方法とは？

　Ｄ.Ｄ.は紙書類の図面をスキャナ付きのコピー機に読み込ませるだけで、図面に付随する情報もつけて（整頓して）デジタル化をし、自動的に格納してくれます。

  図面に加え、関連書類も探す手間がなくなっていきました。
  最終的には「Ｄ.Ｄ.を使いたいので、基幹システムも合わせて刷新しよう！」となりました。

  その結果、自分たちの業務を見直すということが必要になり今、会社の組織も変わりつつある中で、新しい従業員が入ってきても、スムーズに業務が出来、現場に混乱がないという状態が出来ていきました。

 3,測定器のデータを一押しで電子検査票に

 キーエンスの測定器のデータを検査票として「プリントアウトせずにDDサーバーの中に直接格納していく」方式を進めておられます。

 検査データをワンタッチでDDサーバーに自動格納し、それらの情報をいつでもすぐに引き出せることは非常に画期的だと感じました。
 さらに、先進的だと感じる部分は、【ブラウザで動くこと】です。Chrombook やリナックスでの活用。

 そして、これらの業務革新で浮いた時間を使い、「新しい仕事」に挑戦される姿勢に、深い感銘を受けました！