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【明大生との毎週一問百答】質問第28弾、「会社を大きくすること」について

投稿日時:2006/10/27(金) 23:30rss

高津さん はじめまして
枚岡合金工具の古芝といいます。
よい質問をいただきありがとうございます。

<ご質問>
会社を大きくする、ということにどれくらい魅力を感じていますか。
自社について、「これくらいまでにはしたい」という将来像がありましたら、
あわせて教えてください。
(明治大学商学部  高津明徳さん)


会社を大きくすることが魅力ではないと思います。
弊社では、”企業の魅力とは何か”を社員とともに地道な整理・整頓・清掃
の3S活動を進める中で企業理念におとしこみ確立してきました。
また、”企業は誰のために存在するか”、”正しい経営とはどうあるべきか”
をそれらの行動を通して真剣に探求してまいりました。
そこで得た現時点の企業の哲学として以下の経営理念を掲げ指針としています。
科学性 お客様にご満足して頂くために      
      驚きと感動価値を創造し、「ありがとう」の輪を広げる
人間性 私達社員の輝く人生のために
      社員にとっても一度きりの人生。幸せだと言ってもらえるような
      人が育つ企業文化を創造する
社会性 モノ創りを通じて社会に貢献するために
      自分の会社だけが良いのではなく、社会の利益が最優先されるべきで
      地域社会に貢献する会社をめざす
そのために 日々 切磋琢磨する
      (昨日のじぶんを乗り越え、過去最高の状態を日々実現する)

これらの根底に流れるのは、人類愛・人間愛などの”愛”であると思います。
いくら優れた技術があっても、いくら優れた知識があっても
”愛”がなければ無に等しく、魅力ある企業とはならないと思います。

”会社を大きく”することは、経営の一つの目標であり、目的とすべきものではない
と考えています。

中期目標として弊社では、
金型事業 「コーティング金型で業界のオンリーワン」
デジタルドルフィンズ事業(IT事業)
  「中堅中小企業の経営革新標準ツールになり時間創造で地域社会に貢献」
産学連携事業「東大阪ものづくり専攻のモデルケースレベルになる」
ことを掲げて、規模の拡大よりも経営品質にこだわって事業活動を展開しています。


【経営会報ブログ】

【久米信行】氏
【ツキを呼ぶ「経営革新」成功のポイント】
【枚岡合金工具㈱】
【デジタルドルフィンズ】

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コメント


コメントいただきありがとうございます。

古芝 保治社長様 

現時点における貴社経営理念を揚げ、その根底が愛である。お気持ちあるお言葉をありがとうございます。複雑なマトリックス上において、経営者の方々は 活動されておられます。その根底にそのような気持ちがある お言葉が存在するということは 従業者の視点から 大変嬉しい事であります。昨日の自分を乗り越え 過去最高の状態を日々実現する。 わたくしもそうあるべきと思います。昨日の自分に負けないように がんばります。  ありがとうございました。

Posted by 高津 明徳 at 2006/10/29 22:19:00 PASS:

コメントありがとうございます。

高津明徳さん

コメントのコメント ありがとうございます。
1日24時間一人の人間に等しく与えられていますが、
年とともに人生の結果は、天と地ほどの違いが生じてきます。それは、人生の限られた時間をどのように活用したかによって決まってしまいます。
ポイントは、3つです。
1、夢を文書化し、壁に掲げ、毎日イメージすること。
2、それを実現する具体的な計画を立案すること
3、日々の行動を検証し、「自己成長に役立つものかどうか」の基準で優先順位を決め、自分自身に打ち勝つこと
”愛”をもって人のため、社会のために貢献されるほど人生は開けてきます。
与えば、与えられる。奪えば、奪われる。ものです。
高津さんのこれからのご活躍を期待するとともにご健勝を祈り申し上げます。

Posted by 古芝保治 at 2006/10/31 05:54:00 PASS:
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会社概要

<a href="http://www.sg-loy.co.jp/" target="_blank">http://www.sg-loy.co.jp/</a>(枚岡合金工具㈱金型事業部のホームページ) <a...

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個人プロフィール

1949年3月 大阪市生まれ。桃山学院高校卒業後、30年間自社の金型設計・製造に携わるかたわら1983年より自社の販売・受発注管理システム独自に開発2001年よりISO9001工程認証システム等統合管理ソフトを開発。現在、金型の他、現場のアイディアを生かした「デジタルドルフィンズ」事業を立ち上げ...

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